TikTokの広告費用/相場とは?目安となる金額や出稿方法も解説!

TikTok広告のいいところは、動画を使って商品やサービスをアピールできることだと思います。
しかし、TikTok広告にはいろんな種類があって、お金のことや上手な使い方など、知っておかないといけないことがたくさんあります。
そこで本記事では、TikTok広告のことを初めての人にもわかりやすくまとめました。
TikTokの広告費用は2つのタイプがある

TikTok広告の費用は、大きく分けて2つのタイプがあります。予約型広告と運用型広告です。
- 予約型広告
-
予約型広告は、結構予算が必要です。(数百万円からスタート)
例えば、起動画面広告っていうのがあるんですが、これは最低でも500万円必要です。
- 運用型広告
-
運用型広告は、比較的安く始められます。しかし、いくつか決まりもあります。
キャンペーン全体で見ると、最低5000円必要です。これは1日の予算でも、全期間の予算でも同じです。
費用の相場
支払い方法 | 金額範囲 |
---|---|
クリックされるごとに | 数10円〜100円くらい |
1000回見られるごとに | 100円〜1000円くらい |
動画が再生されるごとに | 5円〜60円くらい |
費用に関してはあくまで目安です。
実際の価格は、その時々の状況で変わります。例えば、似たような人たちに向けて広告をたくさんの会社が出していると、競争が激しくなって値段が上がることもあります。逆に、競争が少なければ安くなるかもしれません。
広告を出すときは、自分の予算と目的をよく考えて、どの方法が一番いいか選んでみてください。
TikTok広告の種類
TikTok広告にかかるお金は、どんな広告を使うかで変わってきます。しかし、お金のことだけで決めないようにしましょう。前提として、自分の会社の商品やサービスに合うかどうかを検討されることをおすすめします。
たくさんお金をかけたからって、必ずいい結果が出るわけではありません。自分の会社の商品や、お客さんのことをよく知った上で、ぴったりの広告を選ぶのが大切です。
起動画面広告
Top Viewは、TikTokを開いたときに、ほとんどの人に見てもらえる広告です。たくさんの人に知ってもらいたいときに効果的ですが、1日に使える枠が限られているので、なかなか取りにくくなっています。
Top Viewの値段は、1,000回見られるごとに1,000円くらいです。だいたい500万円くらいかかりますね。効果があるかどうかをよく考えてから使うようにしましょう。
インフィード広告
インフィード広告は、他の投稿と自然に混ざる広告で、見た人の反応が良いのが特徴です。「商品やサービスへの反応をたくさん集めたい」ときに使うといいでしょう。
以下の内容を表にまとめました。
広告名 | 金額 | 表示位置 |
---|---|---|
TopView | 625万円 | 起動後最初の動画として表示される |
OneDayMax | 300万円 | おすすめ欄の4番目に表示される |
BrandPremium | 42万円 | おすすめ欄の80番目以内に表示される |
TikTok広告の中で一番安く始められるのがこの広告です。プランによって特徴が違います。
チャレンジ広告
チャレンジ広告って、会社がハッシュタグを作って、そのハッシュタグに合わせてみんなが動画を作る広告です。みんなが自分で動画を作るから、勝手に広めてくれるかもしれません。
みんなが参加できるチャレンジ広告は、TikTokの中で一番反応がいい広告です。
2ヶ月も掲載できるから、長い目で見て商品やサービスを知ってもらいたい人にぴったりです。ただ、どのプランも1,000万円以上かかるから、そこは気をつけてください。
広告名 | 金額 | 表示期間・位置 |
---|---|---|
スタンダードチャレンジ | 1,500万円 | バナーとおすすめに6日間表示 1日だけバナーの一番上に表示 |
ハッシュタグチャレンジプラス | 1,700万円 | バナーとおすすめに5日間表示 2日間はバナーの一番上に表示 |
バトルハッシュタグチャレンジ | 2,000万円 | 2つのハッシュタグをバナーとおすすめに3日間表示 |
ベーシックハッシュタグチャレンジ | 1,000万円 | おすすめに3日間表示 |
プランによって、バナーやおすすめハッシュタグに出る期間や順番が違います。
運用型広告
運用型広告は、自分で専用のアカウントを使って広告を出す方法です。「TikTok For Business」というサービスを使えば、TikTokに広告を出せます。
運用型広告は、自分でターゲットを決めたり、広告を作ったり、配信したりする必要があります。
今まで紹介してきた「起動画面広告」「チャレンジ広告」「インフィード広告」は、純広告と呼ばれるもので、まとまったお金がかかるのが特徴です。しかし、運用型広告なら、少ないお金でも広告を出せます。
支払い方法 | 金額範囲 |
---|---|
クリックされたら払う | 30〜100円 |
表示された回数で払う | 100円〜1,000円 |
再生された回数で払う | 5円〜60円 |
個人でも少ないお金で広告を出せるから、他の広告が高くて手が出せないなら、運用型広告を使ってみるのがおすすめです。
TikTok広告の出稿する手順

TikTok広告を出すために必要な手順をご紹介します!
- TikTok For Businessにアクセスする
- アカウントを登録する
- アカウント情報を入力する
- 会社の情報や住所、お金の払い方を選ぶ
- モードを選ぶ
- 目標を決める
- 予算とスケジュールを決める
- 広告を作る
- 広告の情報を入れる
- 払うお金を決める
- お金の払い方を選ぶ
- 広告を出し始める
上記の手順を踏んでいけば、TikTok広告を出すことができます。万が一わからないことがあったら、TikTokのサポートに聞いてみましょう。
モードとは
最初の画面で、使いやすい画面の種類を選べます。「簡単モード」は仕事に集中しやすいように作られています。「カスタムモード」は自分で好きなように設定できます。
TikTok広告の特徴
TikTokに広告を出稿する方向けに、TikTok広告の特徴をご紹介します。
広告に興味を持ってもらいやすい
TikTokを見る人は、音を出して見たり、画面いっぱいに広げて見たりする人が多いです。他のことをしながら見る人が少ないから、広告が印象に残りやすいとされています。
例えば、テレビを見ながらスマホをいじるみたいな「ながら見」が少ないってことです。
広告を作るのが簡単
TikTok広告では、動画のひな型がたくさん用意されています。
好きなひな型を選んで、写真や文字、会社のマークを入れるだけで、動画の広告が作れます。動画作りが苦手な人でも、簡単に素敵な広告が作成可能でしょう。
広告っぽくない
TikTokは、フォローしてる人の動画を見るんじゃなくて、自分の好みに合わせてランダムに動画が流れてくる「おすすめ」画面が最初に出てきます。そのため、広告が流れてきても、「あれ?広告?」って感じにくいです。
例えば、InstagramやTwitterだと、フォローしてる人の投稿が主に流れてくるため、広告がパッと目立ちます。それで、「うわ、広告か」ってイヤな気持ちになる人もいるかもしれません。
まとめ
TikTokの広告の種類はいろいろあって、例えば、アプリを開いたときに全画面で出てくるTopViewや、普通の投稿みたいに自然に出てくるインフィード広告、みんなで参加できるチャレンジ広告等があります。
費用に関しても、数百万円かかる大きな広告もあれば、数千円から始められる小さな広告もあります。そのため、小さな会社でも気軽に始められるでしょう。
広告を出すのは、「TikTok For Business」っていうサービスを使えば、そんなに難しくないです。それに、TikTokの広告って、「あ、広告だ」って感じさせないのがすごいところ。自然に受け入れてもらいやすいでしょう。